防災知識集 土砂災害編
土砂災害の種類
土砂災害とは、大雨や地震などが引き金となって起きる災害で、山やがけが崩れたり、水と混じりあった土や石が川から流れ出たりして被害を及ぼします。
主なものとして、「土石流」「地すべり」「がけ崩れ」などがあります。
土石流
猛スピードでやってきます

谷や斜面にたまった土・石・砂が、大雨による水とともに一気に谷を流れ下る現象です。
スピードが早く破壊力も大きいため、大きな被害をもたらします。
地すべり
被害が広範囲に及びます

谷や斜面にたまった土・石・砂が、大雨による水とともに一気に谷を流れ下る現象です。
スピードが早く破壊力も大きいため、大きな被害をもたらします。
がけ崩れ
一瞬にして崩壊します

急ながけ地や山の斜面が突然崩れ落ちる現象で、国内で最も件数の多い土砂災害です。
一瞬にして崩れ落ちるので、逃げ遅れる人もおおく、被害が大きくなります。
土砂災害の前兆現象
土砂災害が起こる前には、次のような前兆現象がみられることがあります。
このような現象に気づいたら、速やかに避難してください。また、市役所にご連絡下さい。
- がけに亀裂が入る。がけから小石が落ちてくる。

- 川が濁ったり、流木がまざりはじめる。

- 雨が降り続いているのに、川の水位が下がる。

- 斜面から水がふき出る。がけから出る水が濁る。

- 斜面にひび割れができる。

- 地鳴りの音が聞こえてくる。

更新日:2018年08月27日