文化団体派遣事業 仰木の里西自治会・山麓カフェで大津絵作成の体験をしました

芸術文化団体を派遣する「文化団体派遣事業」として、仰木の里西自治会・山麓カフェで日本大津絵文化協会による出前体験教室を開催しました。
- 日時:令和8年3月18日(水曜)13時30分~15時00分
- 場所:仰木の里西自治会・山麓ハウス
- 対象:参加者15人
- 講師:日本大津絵文化協会 上野和代さん、山口智津子さん、加藤二三男さん
大津絵のお話
講師の先生3人のご挨拶の後、大津絵の説明を紙芝居にしてわかりやすくお話しされました。大津絵は、江戸時代の大津宿の定番お土産。お客さんの注文に応じてその場で描くのが基本とのこと。それが次第に、定番の画題は型紙を使用したり、分業化したり、スピードアップが図られていき、安価で軽く持ち運びに便利ということで、旅のお土産として大人気になったそうです。
型紙を使って大量に制作するとき以外は、フリーハンドで描くものとのこと。幼稚園に教えに行ったときなど、園児たちはノビノビ自由に描くので、先生方が一生懸命紙を継ぎ足して、とっても大きな完成品になったりするそうです。そんな楽しいエピソードを交えながら、「大津絵紙芝居」による解説を聞かせていただきました。



大津絵作成体験
大津絵のお話に続いて、いよいよ制作体験の開始です。参加者の皆さんの前で講師の先生が、大きな用紙にお手本を描いて見せてくれます。一工程ずつ区切って説明しながらの実演なので、「これなら私にもできるかも」と思えるような優しい解説でした。
絵柄は定番の「鬼の寒念仏」。目玉からスタートし、黄土色で白目部分を描いていきます。先生は実に見事な筆さばきで、一気に塗り上げます。一旦筆が通った後を、もう一度筆を付けるのはできるだけ避けるのが正しいそうです。それだけ「勢い」を大事にしているのでしょう。
参加者の皆さんは、それを見ながら同じように描けば良いのでしょうが、思ったよりは簡単では無さそうです。練習なしのぶっつけ本番、基本通り下書きなしのフリーハンド。有名人のサインをもらうような四角の色紙に、数色のポスターカラーで一気に着色していきます。人によって様々個性的な「鬼」に仕上がっていきました。
山麓カフェについて
仰木の里西自治会は、使われなくなった空家を持ち主と覚書を交わし「山麓ハウス」という愛称で運営されているとのこと。どうりで実家に帰ったような居心地の良さです。
その「山麓ハウス」で月1回開催されるのが「山麓カフェ」。例月10人前後が集まって「リンパ体操」「合唱」などで交流されているそうです。ご近所の皆さんが集まっておしゃべりできるのが、何よりの張合いになるとのこと。
今回は大津市の文化団体派遣事業を使って、大津絵講座をお申込みいただきました。 初めて「山麓カフェ」に参加される方も含め、当日は例月以上に集まられたとのことでした。



アンケートから
講師を務めていただいた、日本大津絵文化協会の先生から、ご感想をいただきました。
- 「大津絵」初体験のカフェの皆さん14名(総勢15名)が参加され、熱心に挑戦されました。下書きなしでいきなり色紙に描く方法に、最初は面食らった様子でしたが、真剣な表情で最後まで挑戦されていました。
- 大津絵はうまい下手がなく、だれでも個性的な作品に仕上がります。
- 皆さんから「大変楽しく、あっという間に終わった」と喜んで頂き、指導した我々も嬉しく思います。
令和8年度 文化団体派遣事業のご案内
令和8年度も引き続き文化団体派遣事業を実施しています。お申込み方法等は、下記リンク先をご参照ください。
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更新日:2026年04月22日