ゲストと介護職員のトークセッション2025
左から、ELVA(有田空さん、廣田昇平さん、水江琉斗さん、斗夢さん)、杉浦なおやさん、エイ ミャッ トゥーさん、エイ ミャッ ピューさん、ミシュラ マンディラさん、タン ソウさん
令和7年10月25日(土曜)に開催した「優しさヒカル 笑顔ヒカル ケア光ル-おおつ介護フェスタ2025-」において、「ELVA(エルバ)と杉浦と介護職員のトークセッション」を行いました。
おおつ介護フェスタ2025については下記ページをご覧ください。
外国人が大津の介護現場で活躍中!
杉浦さん ここからは、トークセッションとしてELVAの4人にもお付き合いいただく訳ですけれども、介護のイベントじゃないですか、みなさん、若いからピンとこないかもしれないですけれども、介護にどういうイメージを持っていますか。
ELVAさん 介護っていうと、力仕事で大変なイメージがあるんですけど。僕たちは介護について知る機会もあまりなくて、メンバー全員、あまりよく知らないと思います。ただ、介護士になる方が少ないというのは聞いたことがあります。
杉浦さん そうですね。このトークセッションで知らないことも知っていただければと思います。そして、改めて今日ステージに登場していただいているのは、アジアの諸国から来日している外国人の介護職のみなさんです。
外国の方から見た日本、日本の介護や職員としてのやりがい、そして魅力を色々聞ければと思っています。
自己紹介
司会の杉浦なおやさん
杉浦さん では皆さん、まずは自己紹介をお願いします。
タンさん タン ソウと申します。中国の四川省出身で、今年24歳です。今まごころの家みどりで働いています。よろしくお願いします。
マンディラさん ミシュラ マンディラと申します。ネパールから来ました。特別養護老人ホーム榛原の里で介護の仕事をしています。介護の仕事というのは、自分で自分のことをするのが難しくなった高齢者の生活の介助です。その中で、私は排泄や入浴の介助、身の回りのお世話や会話を通じて精神的に支えることがあります。どうぞよろしくお願いします。
トゥーさん エイ ミャッ トゥーです。はじめまして。私はミャンマーから来ました。社会福祉法人六匠会特別養護老人ホーム紬で勤めています。高齢者の日常生活を支援しながら、利用者一人ひとりに寄り添い、心のケアも行っています。
ピューさん こんにちは、私の名前はエイ ミャッ ピューと申します。私たち二人は双子で、私は妹です。一緒の職場で介護の仕事をしています。よろしくお願いします。
杉浦さん 双子のトゥーさんとピューさんはミャンマーから来られています。ところで、ELVAのみんなは、行ったことのある国はありますか。
ELVAさん 僕、オーストラリアに行ったことがありまして、やはり言語が違うとあいさつ一つでも通じなくて。そんな中でお仕事をするというのはすごく勇気のいることだと思いました。
出身国はどんな国ですか
トゥーさん
杉浦さん そういうところも後から聞きましょう。中国やネパール、ミャンマーにはみんなも縁がないようなので、どんな国なのか教えてもらいましょうか。アピールしたいところがあれば教えてください。
タンさん 中国の四川省は四川料理で有名です。辛い料理、例えば麻婆豆腐、青椒肉絲、水餃子など。また、パンダの故郷でもあります。さらには、四川省のお年寄りは麻雀が大好きで、毎日やっています。
マンディラさん ネパールは南アジアの小さな国で、インドと中国の間にあります。エベレスト山もあります。また、ネパールには多くの民族と亜民族があり、125以上の言語が話されています。春・初夏・雨季・秋・初冬・冬の6つの季節があります。ネパール料理として有名なものはダルとタルカリですが、モモも人気があります。
トゥーさん ミャンマーは8つの民族から構成されている国で、いろんな民族衣装があります。月ごとにお祭があり、お正月には水かけ祭(ティンジャン)を行います。美味しい料理は、モヒンガーという麺料理とラパットという茶葉サラダが人気です。
ピューさん ミャンマーは仏教国で、寺院や遺跡などの歴史的な観光地がたくさんあります。タナカーという日焼け止めクリームも有名です。日本と同じように主食はご飯で、主な生産物はお米と豆類です。主食はもちろんお米で、日本と同じように家族やごはんを大切にしています。
杉浦さん ELVAのみんなは、気になった国や文化はありますか。
ELVAさん 麺料理が大好きなんで、ミャンマーの麺料理が気になりました。
トゥーさん モヒンガーは魚介のスープで、辛いのが好きな人はスパイスとか、パクチーなども入れます。
ELVAさん めちゃくちゃ美味しそうですね。
トゥーさん 是非ミャンマーに行ったら食べてみてください。
日本で働くこと、介護の仕事を選んだ理由
ピューさん
杉浦さん こうやって聞くとそれぞれの国が近くなった気がしますね。みなさんは滋賀にこられて約1年と聞いていますが、海外で働くことは勇気のいることだと思います。なぜ日本を選びましたか、なぜ介護の仕事を選んだのですか。
ピューさん 日本には仕事のチャンスがたくさんあり、安全な国ですから選びました。また、介護の仕事を選んだ理由は、子どもの頃に祖父と話をするのが好きで、お年寄りの生活のお手伝いがしたいと思い、選びました。
トゥーさん フェイスブックやインスタグラムに載っていた素晴らしい映像に惹かれました。アニメの中の神社や町が実際に日本にはあることが気になって、行きたくなりました。介護の仕事を選んだ理由は、介護は人を助ける仕事で仏教的に徳のあることなので介護の仕事を選びました。選んだきっかけになったもう一つは、2・3年前におばあちゃんを入浴介助したことがありまして、入浴後スッキリした様子を見てよかったと思ったからです。
マンディラさん 日本は安全な国ですから日本を選びました。子どものころから高齢者の話を聞くことが大好きでした。そして、人を助けてあげたら自分の気持ちもよくなるので、介護の仕事を選びました。
タンさん 日本を選んだ理由は、時差も1時間だけで中国と日本は近いからです。また、日本の介護の技術や理念は世界の中でも先進です。
杉浦さん 日本の介護の技術を勉強したいという思いがあったことがきっかけでしたが、特に皆さんが、小さい時からおじいちゃんやおばあちゃんと接していたことも共通していましたね。ELVAの4人の中で、おじいちゃん子、おばあちゃん子はいますか。
ELVAさん 僕、おばあちゃんの作ったカレーが大好きです。だから、実家に帰ったらずっとおばあちゃんの世話になっているんです。おじいちゃんやおばあちゃんって、いつでも笑顔で話を聞いてくれるんで、お年寄りの人たちと関わることは自分にも癒しになると、話を聞いて思いました。
介護の仕事の「やりがい」や魅力とは
マンディラさん
杉浦さん 先ほどの話にもありましたが、そういうところも介護に携わる原点になっているように思います。では、実際に日本にきて、介護のやりがいや魅力ってどんなところにありますか。
ピューさん 利用者様が日々のケアで、できることが増え、様子がよくなってくることが魅力です。
トゥーさん 人との温かい心のつながりや、高齢社会を支える社会的な貢献ができることが分かってきました。ピューさんが言うように、高齢者の生活がよくなってくるのを見るのが嬉しいですし、それがやりがいです。
マンディラさん 利用者様一人ひとりに寄り添い、思いやりを持って丁寧にケアを行う点が上げられます。また、高い専門的な知識や技術を活かして支援を行っていることも大きな魅力です。介護の仕事は人を助けて感謝されるのでやりがいがあります。また、高齢者への尊重もあり安心して仕事ができます。
タンさん 日本の介護の人間尊厳と自立支援は、素晴らしいと思います。介護施設の技術や成熟した制度もすごいと思います。
杉浦さん 話を聞いていると、自分が介護に携わる上で利用者さんに感謝されたり、役に立っていることが実感できることが達成感につながるという感じでしたね。ELVAのみんなにとって達成感を感じる瞬間ってありますか。
ELVAさん 僕たちは、それぞれ音楽だけでなくて、編集もやったりするんです。フライヤー作成や、YouTubeの動画編集など結構地味な作業で、大変なんです。だから、それができた時に達成感はあります。もちろん、できた時には互いに感謝されたいですね。
好きな日本の言葉を聞いてみました
タンさん
杉浦さん こうやって介護の話を聞いてきましたけれど、外国で働くということで、みなさん、日本語も上手です。好きな日本語などを聞いてみてもいいですか。
タンさん 関西弁はたくさん勉強しました。「かまへん」とか「おおきに」とか「マジか」とか毎日同僚から教えてもらいました。あと、好きな日本語は、「石の上にも3年」です。
杉浦さん 諺ですね、ずっと長い間続けていたら・・・という意味ですね。
マンディラさん 私の好きな日本語は、「ありがとうございます」や「お疲れ様です」とか、他に「前向きな姿勢」や「素晴らしい経験」とかです。
トゥーさん 私が好きな日本語は「自業自得」です。自分がした行いの報いは自分自身が受けるという、それが好きです。
杉浦さん だからこそしっかりしないといけないということですね。
ピューさん 私は日本の季節で春が好きなので「うららか」が大好きです。春になると気持ちが明るくなって、花もきれいに咲いているから「うららか」が大好きです。
自分の国の人に届けたいメッセージ

杉浦さん 日本の文化も知って、言葉も知って、こうやって介護の現場で頑張っておられます。色々聞きたいことはあるんですけど、時間が来てまして。最後にこれを聞きたいんですけど、日本人も外国の人もたくさん介護の仕事をしてほしいのですが、みなさん、自分の国の人にメッセージを届けるとしたら、どんなメッセージを届けますか。
タンさん ようこそ日本の介護へ、若い人がもっと来てほしいです。
杉浦さん 若い人がきてほしい。外国の人だけでなく日本の若者ももっと介護に携わるようになるといいですね。
マンディラさん 私の国の人にメッセージを伝えるならば、介護の仕事は大変ですが、意味がある仕事です。日本で働くことは学ぶことが多く、自分の成長もできますので一緒に頑張りましょう。
トゥーさん 滋賀県には日本一大きな湖である琵琶湖があり、豊かな自然に囲まれている地方です。今住んでいる大津市でも大きな災害が少ないので住みやすい都市です。安心して生活できると思います。マンディラさんが言っていたように、介護の仕事は意味がある仕事なので、介護の仕事がしてみたいと思ったら、ぜひやってみてください。
ピューさん 滋賀県大津市の人々は親切で明るくて相談しやすいと思いますので、ここに来たら絶対生活が面白いと思います。地震や台風も少ないので安心して生活ができると思い
海外から来て、日本で介護の仕事に携わっている人がいるということ
ゲストのELVAの皆さん
杉浦さん ELVAの皆さん、短い時間ではありましたが、何か学んだことはありましたか。
ELVAさん 今日、斗夢は「うららか」っていう日本語を覚えましたね。
杉浦さん 今日は、日本人としても色々考えることがありましたし、学びもたくさんありました。
日本で滋賀で、海外から来て介護に携わっている人がいるんだということをしっかりと心に刻んでいただきたいと思います。みなさん、今日は本当にありがとうございました。
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更新日:2026年04月14日