貝毒による食中毒に気を付けましょう

更新日:2024年06月04日

例年、春から夏にかけて毒素を持ったプランクトンを食べた二枚貝が体内に毒素を蓄積します。過去には自ら採取した二枚貝を食べたことによる食中毒が発生しています。
なお、販売されている二枚貝による食中毒は近年報告されていません。

貝毒について

貝毒は症状により、主に麻痺性貝毒と下痢性貝毒に分けられます。
麻痺性貝毒は、食後30分程度で舌、唇などのしびれが生じ、重症の場合、全身の麻痺が現れ呼吸困難等で死亡する場合もあります。
毒素は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりませんので、食中毒を予防するには貝毒を蓄積していない貝を取り扱うしか方法はありません。

市民の方へ

潮干狩り等に出かけられる際には、管理された潮干狩り場を利用するなど注意するとともに、自然の砂浜で潮干狩りを行う際は必ず事前に各地の貝毒情報等を確認し、事故のないよう注意してください。
また、人から貰うなどして産地が分からない場合は、必ず産地を確認してください。

事業者の方へ

営業施設で二枚貝を取り扱う場合は、産地等の確認、仕入元からの情報収集に努めるとともに、自治体のホームページ等で各地の貝毒情報を参考に安全性を確認し、販売・提供を行ってください。

参考ホームページ

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部保健所 衛生課
食品指導係・食の安全推進係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津2階
電話番号
077-522-8427(食品指導係)
077-511-9203(食の安全推進係)
ファックス番号:077-522-7373

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