滋賀県の梅毒報告数が過去最多となりました
滋賀県における梅毒の報告数は、令和5年の「78例」が過去最多となっていましたが、令和6年第50週(12月9日~12月15日)時点で「79例」となり、過去最多となりました。
大津市においても令和3年以降、20~40代の感染者が多い状況が続いており、令和6年も第50週(12月9日~12月15日)時点で13例の患者が発生しています。
- 気になる症状がある場合は早めに受診しましょう。
- オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
- 一度治っても、再び感染することがあります。
- 性交渉の際は適切にコンドームを使用することで、感染のリスクを下げることができます。
- コンドームだけでは完全な予防はできません。
- 不安がある方は早めに検査しましょう。保健所で匿名・無料の検査を受けることができます。
大津市保健所への届出数(件)
- 令和2年:8件
- 令和3年:14件
- 令和4件:16件
- 令和5年:18件
- 令和6年:13件(令和6年12月15日時点)
大津市における梅毒発生届受理件数
梅毒とは
梅毒トレポネーマという病原体により引き起こされる感染症で、主にセックスなどの性的接触により口や性器などの粘膜や皮膚に感染します。
オーラルセックス(口腔性交)やアナルセックス(肛門性交)などでも感染します。
また、一度治っても再び感染することがあります。
梅毒の症状
性器や口の中に小豆から指先くらいのしこりができたり、痛みやかゆみの無い発疹が手のひらや体中に広がることがあります。
治療をしないで放置していると数年後に心臓や血管、脳などに病変が生じ、死に至ることもあります。
妊娠中は特に危険です
妊娠中に感染すると、胎盤を通じて胎児も感染し、死産や早産になったり、生れてくる子どもの神経や骨に異常をきたすことがあります。
予防について
コンドームだけでは完全な予防はできません。
大切なパートナーとはお互いに検査で安全の確認をお勧めします。
保健所での匿名検査について
大津市保健所では匿名・無料の検査を実施しています。心配な行為があった場合は検査を受けましょう。
大津市ホームページ「エイズ(HIV)・梅毒・B型肝炎・C型肝炎の相談・検査について」
性感染症に関する電話相談を受け付けています。
大津市保健所では、保健師による性感染症に関する電話での相談を受け付けています。
予約等は不要ですので、下記までお電話ください。
大津市保健所保健予防課 感染症対策係(平日9時~17時:077-522-7228)
梅毒の予防啓発動画
大津市役所YouTubeチャンネルにて、梅毒の予防啓発動画を配信しています。
また、一般社団法人日本性感染症学会のホームページでは、梅毒に関するセミナー動画が公開されています。
ぜひご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161
保健予防課にメールを送る
更新日:2025年01月20日