任意予防接種(自費での接種)について
任意予防接種とは
「予防接種法」で規定されている予防接種(定期予防接種)以外の予防接種を「任意予防接種」といいます。定期予防接種に定められた予防接種を、接種対象外の者が接種しようとする場合も「任意予防接種」です。
- 任意予防接種が可能な医療機関や接種費用については、事前に、接種を希望する医療機関にお問い合わせください。
- 接種を希望される方は医師と十分ご相談の上、接種を行うか否かを決定してください。
- 副反応が生じた場合、まずは接種を受けた医療機関にご相談ください。入院治療が必要となるなど、症状が重篤な場合には「独立行政法人 医薬品副作用被害救済制度 PMDA(外部リンク)」の対象となる可能性があります。
任意予防接種(一例)
対象接種年齢/対象者 | 回数 | 接種間隔 | 備考 | |
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おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) | 1歳以上の者 | 2回(日本小児科学会推奨) | 1歳で1回 年長児(小学校入学前の1年間)で1回 |
接種2~3週間後に一過性の耳下腺腫脹や発熱がみられることがある また、稀に髄膜炎の報告もある |
帯状疱疹 ・不活化ワクチン(上段) ・生ワクチン(下段) |
50歳以上 または帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者 |
2回 | 2か月間隔で2回(標準として1回目の接種から2か月の間隔をおいて2回目の接種を行う) | 1回目の接種から2か月を超えた場合であっても、6か月後までに2回目の接種を行う 帯状疱疹のリスクが高いと考えられる18歳以上の者で、接種スケジュールの短縮によりベネフィットが得られる場合には、接種間隔を1か月まで短縮できる |
50歳以上 | 1回 | ー | 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者および免疫抑制をきたす治療を受けている者に接種してはならない | |
A型肝炎 | 全年齢 | 初回2回 追加1回 |
初回は2~4週あけて追加は初回1回目の接種から24週あけて | WHOは1歳以上での接種を推奨している |
破傷風 | 全年齢 | 初回2回 追加1回 |
初回は3~8週あけて追加は初回接種後6か月以上(標準12~18か月)あけて | 三種混合、四種混合、五種混合のいずれか、および二種混合を0歳、1歳、12歳で定期予防接種として接種している |
髄膜炎菌 | 全年齢 (国内臨床試験による安全性・有効性の確認は、2歳から55歳を対象に実施されている) |
1回 | ー | 医薬品医療機器等法上、年齢制限や接種回数の制限は設けられていない |
出典:一般社団法人日本ワクチン産業協会『予防接種に関するQ&A集』(2023年8月発行)
(注)海外渡航のための予防接種(黄熱や狂犬病など)については、「海外渡航のためのワクチン(外部リンク:厚生労働省ホームページ)」をご覧ください。
接種費用助成制度
大津市では、以下の任意予防接種に対して費用助成を行っています。詳細はリンク先をご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 予防接種係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-526-6306
ファックス番号:077-525-6161
保健予防課にメールを送る
更新日:2025年02月04日