令和6年度 高齢者インフルエンザ 定期予防接種
接種から効果が出現するまで2週間程度かかりますので、接種を希望される方は、本格的な流行が始まる12月中旬までに接種を終えることが望ましいです。
インフルエンザ予防接種は、個人の重症化予防により、重症者を減らすことを目的に、B類疾病(接種を受ける努力義務なし)の「定期予防接種」として実施します。本人の意思で接種を希望する方のみへの接種となります。
お問合わせ先
インフルエンザ・新型コロナワクチンコールセンター(令和6年12月27日まで)
電話番号:077-526-5411
受付時間:9時~17時(平日のみ)
インフルエンザと予防接種について
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる呼吸器感染症で、咳やくしゃみによって空気中に排出されたウイルスから感染が広がります。
主な症状としては、咳や鼻水といったかぜ症状、38℃以上の発熱、頭痛、倦怠感、関節痛、筋肉痛などがあり、普通のかぜと比較して急速に症状が現れるという特徴があります。気管支炎や肺炎などを併発したり、頻度はまれですが急性脳症を発症したりするなど、重い合併症が引き起こされることもあります。
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性の低減と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
対象者
- 接種日において65歳以上の大津市民
- 接種日において60~64歳で、心臓・腎臓・呼吸器機能、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害を有し、身体障害者手帳1級を持っている大津市民(接種券を発行するため、接種前にコールセンターへの連絡が必要です)
(注)大津市民とは、大津市の住民基本台帳に登録のある市民のことです
接種期間
令和6年10月1日から令和7年3月31日まで(推奨接種期間:令和6年10月~12月)
(注)他のワクチンとの同時接種は医師の判断により可能です。詳しくは、接種を希望される医療機関にお問い合わせください。
(注)ワクチンの在庫状況につきましては、保健所では管理をしておりません。医療機関に直接お問い合わせください。
実施場所
実施医療機関の一覧は下記のファイルからご覧ください。
接種可能日は医療機関によって異なりますので、接種を希望される医療機関に直接お問合せください。
- 接種を希望される医療機関に、事前に電話等でご予約ください。
- 接種日当日は、年齢や住所が分かるもの(健康保険証・運転免許証・マイナンバーカード等)を持参し接種してください。
定期予防接種の対象となる接種回数
1回
接種料金
1,400円
(注)下記対象者については、接種費用が無料になります。
- 生活保護世帯に属する者
- 中国残留邦人等支援給付受給世帯に属する者
該当する方は、事前に申請手続きが必要です。(申請受付開始日:令和6年9月20日)
申請後、確認書を発行します。
(注)施設の職員等による複数まとめての代理申請については保健所のみで対応します。
(注)事前の申請がなかった場合や、接種の際に確認書を医療機関へ提出しない場合は、上記接種料金(1,400円)がかかります。
申請場所:大津市保健所保健予防課(予約不要)、各すこやか相談所(要予約)
申請時の必要書類:自己負担免除申請書(PDFファイル:33.2KB)
受付時間:9時~17時(平日のみ)
大津市外(滋賀県内)の医療機関で予防接種を受ける場合
滋賀県予防接種広域化事業に登録のある医療機関で、接種を受けることができます。
大津市外(滋賀県内)での接種を希望される方は、事前にコールセンターへご連絡ください。接種に必要な書類を郵送します。
接種を受ける際は、郵送された必要書類を医療機関に持参してください。
滋賀県外の医療機関で予防接種を受ける場合
滋賀県外で定期予防接種を受けるには、事前の申請が必要です。(接種後の申請不可)
なお、接種費用助成については、やむを得ず滋賀県外の医療機関で接種を受けた方に限ります。
(注)原則ご本人・ご家族等からの申請です。施設の職員等による申請はできません。
(注)接種後にご連絡いただいても助成を行うことはできません。
(注)接種に必要となる書類の発送には、申請をいただいてから約2週間かかります。
1 必要事項の確認
定期予防接種を受ける医療機関または市区町村に、以下の事項を確認してください。
- 大津市民であるが、依頼書があれば予防接種を受けられるか。
- 予防接種ごとに1枚の依頼書が必要か、まとめて1枚でいいのか。(受ける予防接種がいくつかある場合)
- 予防接種依頼書の依頼先はどこか。(医療機関または市区町村)
2 予防接種依頼書申請書の提出
高齢者予防接種依頼書申請書に必要事項を記入して、大津市保健所保健予防課まで提出してください。予防接種依頼書申請書をもとに「予防接種依頼書」を作成し、申請者あてに郵送します。
(注)依頼書の発送には、申請をいただいてから約2週間かかります。
高齢者予防接種依頼書の申請には、下記3点のいずれかをご利用ください。
- 電子申請サービス(外部リンク)から電子申請を行う
- 高齢者予防接種依頼書申請書(Wordファイル:36KB)を印刷・記入し、保健予防課宛てに郵送する
- コールセンター(077-526-5411)にご連絡いただき、保健予防課から高齢者予防接種依頼書申請書を郵送→届いた書類に必要事項を記入し、保健予防課宛てに郵送する
なお、郵送を利用する場合の送付先は次のとおりです。
送付先:郵便番号520-0047
滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号
大津市保健所 保健予防課
3 依頼書の受領及び医療機関での接種
申請から約2週間後に、
- 「予防接種依頼書」
- 「定期予防接種(県外)費用助成金交付申請書(兼請求書)」
を申請者宛てに郵送します。依頼書には、健康被害が起きた場合の責任の所在について明記しています。
大津市保健所保健予防課が発行した依頼書を医療機関に提出し、定期予防接種を受けてください。市区町村によっては、予防接種担当課へ直接郵送するよう指示される場合があります。
接種に係る費用については、接種を受ける医療機関の指示に従ってください。料金は医療機関によって異なります。
この際、医療機関から発行される領収書および接種証明書(予診票の写しなど)を受け取ってください。
(注)接種費用助成の申請に必要な書類です。これらの書類がない場合、費用を助成することはできません。
(注)助成できる費用には上限があります。
4 費用助成の手続き
接種費用の自己負担が生じた場合は、費用助成(上限額あり)の制度があります。
大津市保健所保健予防課に下記必要書類を提出してください。(窓口持参または郵送)
- 「定期予防接種(県外)費用助成金交付申請書(兼請求書)」
- 予防接種時の領収書(医療機関の印鑑があるもの)。写しでも可。
- 接種証明書(被接種者の名前、接種日、接種ワクチン、医療機関名及び医師名(代表者)が記入されているもの)。予診票の写しでも可。
- 通帳のコピーなど、振込先が分かるもの。
(注)費用の請求は接種後1年以内にしてください。請求期間を過ぎた接種費用に関して、助成を行うことはできません。
(注)助成できる金額の上限は、医療機関等に支払うべき費用の額から1,400円を減じた額です(その額が3,660円を超えるときは、3,660円まで)。
ただし、対象者の属する世帯が生活保護法(昭和25年法律第144号)による被保護世帯又は中国残留邦人等の円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人等及び特定配偶者の自立の支援に関する法律(平成6年法律第30号)による支援給付受給世帯である場合にあっては、5,060円が上限です。
5 接種費用の振込み
請求後、約1か月から1ヵ月半後に、請求書に書かれている口座へ助成金を振込みます。
副反応について
ワクチン接種後に、体内でウイルスに対する免疫ができる過程で、さまざまな症状が現れることがあります。
新型インフルエンザワクチンを接種することにより生じる主な副反応は、接種部位の痛み、全身の疲労感や筋肉痛、関節痛、頭痛、下痢、発熱等が報告されています。また、まれに報告される副反応として、アナフィラキシーなどがあります。
予防接種後健康被害救済制度について
予防接種により、健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること)が起こることがあります。
極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
この記事に関するお問い合わせ先
健康保険部保健所 保健予防課 予防接種係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-526-6306
ファックス番号:077-525-6161
保健予防課にメールを送る
更新日:2024年10月22日