高齢者等の予防接種 滋賀県外で定期予防接種を受ける場合の手続きについて
滋賀県外で定期予防接種を受けるには、事前の申請が必要です。(接種後の申請不可)
なお、接種費用の助成を受けられるのは、次のいずれかに該当する方のみです。
1.大津市内に在住で、かかりつけ医が滋賀県外にある方
2.滋賀県内の高齢者施設に入所中で、接種医が滋賀県外の医療機関である方
3.滋賀県外の高齢者施設に入所中で、高齢者虐待防止法等に基づき措置入所している方
4.滋賀県外の医療機関に、慢性疾患等で退院の見込みがなく長期入院されている方
(注)原則ご本人・ご家族等からの申請です。施設の職員等による申請はできません。
(注)接種後にご連絡いただいても助成を行うことはできません。
(注)接種に必要となる書類の発送には、申請をいただいてから約2週間かかります。
手続き方法
1 必要事項の確認
定期予防接種を受ける医療機関または市区町村に、以下の事項を確認してください。
- 大津市民であるが、依頼書があれば予防接種を受けられるか。
- 予防接種依頼書の依頼先はどこか。(医療機関または市区町村)
2 予防接種依頼書申請書の提出
高齢者予防接種依頼書申請書に必要事項を記入して、大津市保健所保健予防課まで提出してください。予防接種依頼書申請書をもとに「予防接種依頼書」を作成し、申請者あてに郵送します。
依頼書の発行には、申請をいただいてから約2週間かかります。高齢者予防接種依頼書の申請には、下記3点のいずれかをご利用ください。
- 電子申請サービス(外部リンク)から電子申請を行う
- 高齢者予防接種依頼書申請書(PDFファイル:56.1KB)を印刷・記入し、保健予防課宛てに郵送する
- 保健予防課(077-526-6306)に連絡→保健予防課から高齢者予防接種依頼書申請書を郵送→届いた書類に記入し、返送する
なお、郵送を利用する場合の送付先は次のとおりです。
送付先:郵便番号 520-0047
滋賀県大津市浜大津四丁目1番1号
大津市保健所保健予防課
3 依頼書の受領及び医療機関での接種
申請から約2週間後に、
- 「予防接種依頼書」
- 「定期予防接種(県外)費用助成金交付申請書(兼請求書)」
を申請者宛てに郵送します。依頼書には、健康被害が起きた場合の責任の所在について明記しています。
大津市保健所保健予防課が発行した依頼書を医療機関に提出し、定期予防接種を受けてください。市区町村によっては、予防接種担当課へ直接郵送するよう指示される場合があります。
接種に係る費用については、接種を受ける医療機関の指示に従ってください。料金は医療機関によって異なります。
この際、医療機関から発行される領収書および接種証明書(予診票の写しなど)を受け取ってください。
(注)接種費用助成の申請に必要な書類です。これらの書類がない場合、費用を助成することはできません。
(注)助成できる費用には上限があります。
4 費用助成の手続き
接種費用の自己負担が生じた場合は、費用助成(上限額あり)の制度があります。なお、費用助成の対象者は、やむを得ない理由(かかりつけ医での接種など)により県外での接種となった方に限ります。
大津市保健所保健予防課に下記必要書類を提出してください。(窓口持参または郵送)
- 「定期予防接種(県外)費用助成金交付申請書(兼請求書)」
- 予防接種時の領収書(医療機関の印鑑があるもの)。写しでも可。
- 接種証明書(被接種者の名前、接種日、接種ワクチン、医療機関名及び医師名(代表者)が記入されているもの)。予診票の写しでも可。
- 通帳のコピーなど、振込先が分かるもの。
(注)費用の請求は接種後1年以内にしてください。請求期間を過ぎた接種費用に関して、助成を行うことはできません。
(注)助成金額は、医療機関等に支払うべき費用の額から「大津市内で接種を受ける場合の自己負担額」を減じた額です。ただし、県外接種の費用助成には助成上限額があり、上限を超えた分については費用助成を行うことができません。
令和7年度定期予防接種 県外接種費用助成上限額一覧表(令和7年9月17日現在)
定期予防接種の種類 | 上限額 | 上限額(自己負担免除対象者) |
---|---|---|
高齢者インフルエンザ | 3,626円 | 5,126円 |
高齢者新型コロナウイルス | 10,784円 | 15,284円 |
高齢者肺炎球菌 | 6,041円 | 8,541円 |
高齢者帯状疱疹生ワクチン(ビケン) | 4,456円 | 8,756円 |
高齢者帯状疱疹組換えワクチン (シングリックス)1回あたり | 11,056円 | 21,956円 |
5 接種費用の振込み
請求後、約1か月から1ヵ月半後に、請求書に書かれている口座へ助成金を振込みます。
副反応について
ワクチン接種後に、体内でウイルスに対する免疫ができる過程で、さまざまな症状が現れることがあります。
予防接種後健康被害救済制度について
予防接種により、健康被害(病気になったり、障害が残ったりすること)が起こることがあります。
極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。
この記事に関するお問い合わせ先
健康福祉部保健所 保健予防課 予防接種係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-526-6306
ファックス番号:077-525-6161
保健予防課にメールを送る
更新日:2025年09月22日