【重要】麻しん(はしか)患者の発生(大阪市11月15日確定)に伴う注意喚起

更新日:2025年11月19日

令和7年11月18日(火曜)、大阪市保健所が麻しん患者の疫学調査を実施した結果、感染可能期間に患者が大津市内の施設を利用していることが判明した旨の連絡を受けました。

下記施設において、不特定の方と接触している可能性があるため、広く注意喚起をするものです。

なお、本注意情報は大阪市と同時公表しています。

患者の概要(大阪市による調査)

患者の概要
年代・性別 主な症状 海外渡航歴 ワクチン接種歴 発症日
40歳代・男性 発熱、発疹、咳 あり (バングラデシュ、タイ) 不明 11月7日(金曜)

感染性のある期間に患者が利用、不特定多数の方と接触した可能性のある日時及び施設等

不特定多数の方と接触した可能性のある大津市内の施設
日付 滞在時間 施設
令和7年11月13日(木曜) 8時頃から16時30分頃まで 瀬田ゴルフコース
  • (補足1)麻しんウイルスの空気中での生存時間は2時間以下とされています。現時点において麻しん患者が利用した施設及び公共交通機関を利用しても感染の心配はありません。
  • (補足2)施設への直接のお問い合わせはお控えください。感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から患者やその家族・関係者等が特定されないよう、また、施設に対する風評被害がないよう特段のご配慮をお願いいたします。

令和7年11月13日(木曜)に上記施設を利用された方へ

麻しんの潜伏期間は約10日から12日(最大21日間)で、麻しん患者と接触した場合には接触後3週間(21日間)注意が必要です。

上記施設を同時刻に利用し、令和7年12月4日(木曜)までに発熱・発疹等、麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に連絡の上、マスクを着用し、公共交通機関の利用は避けていただき、速やかに受診してください。

施設への直接のお問い合わせはお控えください。

市民のみなさまへ

麻しんとは

現在、海外における流行が報告されており、特にベトナムをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。

麻しんは感染力が強く、空気感染するため、手洗い・マスクのみでは予防できません。流行地域への渡航の際は、事前に予防接種歴を確認してください。

また、MR(麻しん風しん混合)ワクチンの定期接種対象者である1歳及び就学前1年間に該当する児には、早期にワクチン接種することをお勧めします。

令和2年以降の滋賀県における麻しん患者の発生状況(単位:人)
  令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
滋賀県 1(0) 1(0) 0 0 1(0) 3(1)

(注)(カッコ)内は本市患者数

麻しんの症状等の詳細については下記リンク先をご確認ください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康福祉部保健所 保健予防課 感染症対策係
〒520-0047 大津市浜大津四丁目1番1号 明日都浜大津1階
電話番号:077-522-7228
ファックス番号:077-525-6161

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