令和4年度 都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門」優秀賞を受賞!

更新日:2022年07月22日

表彰盾

「近江八景」と「東海道」でつながりのある大津市と草津市において、市民、事業者及び行政が協働のもと、「近江八景と東海道でつながる大津市と草津市の景観づくり」の取り組みを進めてきました。

このたび、その活動が評価され、「都市景観の日」実行委員会主催(後援:国土交通省)の『令和4年度 都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門」』において、優秀賞を受賞いたしました。

これに満足せず、引き続き良好な広域景観形成に資する様々な取り組みを進めて参ります。

 

都市景観大賞 「景観まちづくり活動・教育部門」について

都市景観大賞「景観まちづくり活動・教育部門」は、地域に関わる人々が景観に関心を持ち、自らの問題として捉え、その解決へ向けて活動できるよう意識啓発、知識の普及、景観法や景観に関する制度等を活用した取り組み等による活動を選定・顕彰し、広く一般的に公開することにより、より良い都市景観の形成を目指すものです。

受賞案件について

「近江八景と東海道でつながる大津市と草津市の景観づくり」

大津市と草津市は琵琶湖を挟んで互いに「見る・見られる」関係にあるとともに、東海道や宿場町等の歴史文化、近江八景に象徴される美しい景観で「密接につながりあう」関係でもあります。一方で、両市は景観行政団体であることから個別に景観形成の取り組みを進める状況でした。この状況の中、滋賀県建築士会大津地区委員会・同湖南地区委員会が広域景観連携に向けた両市民の機運を高めることを目的とした啓発事業を実施しました。これらの取り組みを契機として、地方自治法の規定に基づき両市広域連携を図る「びわこ大津草津景観推進協議会」を設立し、同協議会において両市共同の「びわこ東海道景観基本計画」を策定しました。現在はこの計画を基に市域を越えて、行政、市民及び事業者が一体となって良好な広域景観形成に資する様々な事業に取り組んでいます。

両市連携の市民啓発事業の開催

チャレンジ隊

 

密接な関係にある両市市民に対岸景観や広域的な沿道景観の重要性を知ってもらうことを目的に、平成23年度から市民啓発事業「景観づくりチャレンジ隊」を開催しています。

滋賀県建築士会による近江八景および東海道に関連したワークショップや、湖上から大津と草津の対岸景観を眺める景観クルーズ等の様々な内容で実施し、市民の景観に対する理解を深めています。

東海道統一案内看板の作成

除幕式

両市は東海道でつながる宿場町として、東海道沿道に連続性のある魅力的な景観形成を目指しています。そして、東海道沿道の街並み景観を地域の方々が誇りに思い、次世代へ引き継ぐための道しるべとなるよう「東海道統一案内看板」の作成を決定し、普及啓発活動を行っています。現在、東海道統一案内看板の取り組みに賛同いただいた団体・事業者など市民の皆様のご理解、ご協力のもと、滋賀県下の4市(大津市・草津市・甲賀市・湖南市)の東海道沿道に32基三重県三重郡朝日町に1基設置されるなど、徐々に広がりを見せています。

応募団体

びわこ大津草津景観推進協議会(大津市都市計画課・草津市都市計画課)及び

公益社団法人滋賀県建築士会 大津地区委員会・同湖南地区委員会

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