救急 子どもの事故に注意しましょう

近年のアウトドアブームから、水辺での事故も増加しています。
熱中症のこども小さなこどもは危険だから遊ばせないということではなく、危険を管理できるようにしましょう。
また、夏の暑い時期は屋外だけでなく、屋内でも換気をこころがけ、こまめに水分をとるなど、熱中症の予防にもこころがけましょう。
一見安全に見えても、視線を下げると危険に気づくことがあります。
子どもの目線で安全対策を!

何気なく置いた洗濯物による窒息事故など、大津市消防局管内でも、過去に数件発生しています。
乳幼児は、踏ん張りがきかないので、やわらかい物の上にうつ伏せにする時は、目を離さないようにしましょう。

また、洗面所や台所、浴室や2階の窓など、危険な所には踏み台を置かないようにすることで、目を離したすきに、浴槽での溺水や洗濯機への転落、2階からの墜落などを防ぐことができます。
自転車に乗せるときにはヘルメットを、車に乗せるときはチャイルドシート等を必ず着用させるようにしましょう。
異物の誤食や窒息にも注意を!

乳幼児は何でも口の中に入れてしまいます。トイレットペーパーの芯を通る大きさのものは口の中に入ってしまい、空気の通り道をふさいでしまう危険がありますので、小さなものを手の届かない場所へ置くようにしましょう。

また、テーブルに置いたタバコや吸殻などによる誤飲、中毒にも注意が必要です。タバコの誤食は少なくない事故です。 タバコは非常に毒性が強く、細心の注意が必要です。
タバコに限らず、蚊取り線香や、マッチ、乾燥剤、防腐剤など、こどもの視線には中毒物質が多数存在しますので、取扱いには注意しましょう。
こどもが歯ブラシやお箸などをくわえて転倒すると、大けがにつながる危険があります、日ごろから注意をしましょう。
鼻の穴にも注意が必要?

こどもは鼻をさわるのが好きです。鼻の穴を触る子どもまた、ピーナッツなどの豆類を鼻や耳の穴につめてしまうこともありますので、おやつなどの際には注意しましょう。
保護者が少し注意をするだけで、これらの事故は防ぐことができます。
大切ないのちを不慮の事故からまもるために子どもの目線で安全対策を!
更新日:2018年08月27日