スプレー缶取扱い中の火災に注意してください!
カセットこんろに使用するカセットボンベ以外にも、制汗スプレーや殺虫スプレーなどのスプレー缶にもLPG(液化石油ガス)やDME(ジメチルエーテル)が含まれています。
LPG(主成分はブタン、プロパン)やDME(ジメチルエーテル)は可燃性ガスです。そのため使用方法を誤れば、周囲の火や静電気が可燃性ガスに引火し、火災や爆発事故を引き起こすおそれがあり大変危険です!!
可燃性ガスが滞留するイメージ

ドライアイスによるイメージ画像
LPGやDMEなどの可燃性ガスは空気より重いため下方に滞留し、広がっていきます。
このため、換気扇や上方の窓からは、屋外に排出されることはありません!
屋内でのガス抜きは、非常に危険ですので絶対に行わないでください!!
その行為、危険です!!

屋内でガス抜きをする
空気より重い可燃性ガスが思わぬところに滞留し、周囲の火で引火する危険があります!
可燃性ガスは、静電気の火花でも引火することがあります!

ストーブの前にスプレー缶を放置する
温風や輻射熱でボンベが加熱され、爆発する危険があります!

ファンヒーターの近くでスプレー缶を使用する
ストーブの火が可燃性ガスに引火し、噴出口から火炎が噴き出す危険があります!

カセットこんろよりも大きい鉄板や鍋を使用する
鉄板や鍋の熱がボンベに伝わり、爆発する危険があります!

スプレー直後に火気を使用する
ライター等の火が滞留している可燃性ガスに引火する危険があります!
スプレー缶の適切な処理にご協力をお願いします
大津市では、カセットボンベなどのエアゾール缶は、中身を使いきり、穴をあけずに缶の日に捨ててください。
また、使い切れずに中身が残ったスプレー缶は、屋外の風通しが良く、火気のないところでガス抜きを行ってください。
缶のなかにガスが残ったままごみに出すと、大きな事故につながり、大変危険です。
カセットボンベやエアゾール缶の中身が残った状態でごみとして捨てたため、ごみ収集車の中で缶が圧縮されてガスが漏れ、金属同士の衝撃により発生した火花がこの可燃性ガスに引火し、火災となりました。