大津市消防団

火災が発生したとき、台風で河川が氾濫したとき、大雨で崖崩れが起こりそうなとき、わたしたちの先頭に立ち「まち」を守ってくれる人達がいます。
地域のヒーロー 大津市消防団です。
大津市消防団は、団本部と3方面隊から構成され、本部分団と6地区35分団の体制で、地域の安心と安全を守るために消防団長以下1,000名を超える団員が昼も夜もなく消防防災活動を展開しています。
大津市消防団リーフレットこども編 (PDFファイル: 4.8MB)
消防団員とは

普段は他に仕事をしている人たちで、火災や自然災害が発生すると現場に出動し、消火活動はもちろん、付近住民の避難誘導や警戒活動など、幅広い活動に積極的に従事する、「まち」にとってとても心強い存在です。

消防団員は、地域とのつながりが深く、専門的な訓練を受けており、また、多数の人員により活動できることから大規模災害時に果たす役割は大きく、阪神・淡路大震災や東日本大震災においては、その組織力や活動力が再認識されました。
地域の安心と安全を守るために
近年では、大津市においても集中豪雨等の自然災害が頻発し、特に平成24年の南部豪雨災害、また、平成25年の台風18号にあっては市内で土石流や河川の氾濫により大きな被害が発生しました。 本市消防団員は、住民の避難誘導や救助救出活動、さらには二次災害防止活動等を行い人命の安全確保と被害の軽減に努めました。
これらの功績が認められ、内閣総理大臣表彰、国土交通大臣表彰、消防庁長官表彰を受賞しています。

消防団地域防災指導員
大津市消防団では、平成25年度から、より専門的で高度な防災教育を実施し、その修了者を「消防団地域防災指導員」に任命、自主防災組織や住民に対して指導的立場に立ち、地域防災力の向上のため、現在約600名が地域の安心と安全を守るために積極的な防災活動に努めています。

オレンジ色の腕章は、地域防災のスペシャリストである証です。
女性消防団員

大津市消防団では、平成9年10月より女性消防団員の採用を始めました。
現在、女性消防団員は本部分団、カラーガード隊、地元分団に所属し活躍しています。
女性本部分団員の主な活動は、式典や催物などにおける支援活動、災害時の後方支援活動、消防団員として必要な知識や技能の習得などです。
地元分団に所属する女性団員は男性同様、災害現場に出動し、現場活動を行います。
また、カラーガード隊は、「オオツファイヤー・ウイングス」として消防出初式などで演技を通じて消防広報活動を行なっています。
注意:このページのデータは、全て令和4年4月現在のものです。