市議会トピックス（令和6年7月）

　この日は、「国民皆歯科健診について」「災害時における歯科の対応について」「オーラルフレイル対策について」の3点のテーマを設け、大津市歯科医師会　副会長の松井さん、専務理事の八木さんより各テーマについての解説が行われた後、参加者が6グループに分かれて活発な意見交換を行いました。また、意見交換した内容については、各グループの代表者が発表を行い参加者全体で情報共有を図りました。

　夏休みが始まったばかりのこの日、大津市PTA連合会主催の「大津っ子サミット」が開かれ、市内の小中学校在籍の児童生徒及びその保護者が大津市議会議場を来訪され、傍聴席などの見学を行った後、議員席に着席し、見学会を行いました。
　見学会では、市職員による動画を用いた大津市議会の解説や電子採決システムを使った採決の体験などを行いました。
　その後、議長・副議長への質問コーナーの中で、子どもたちから「議員の主な一日のスケジュールは何ですか？」「今の大津市の一番の課題は何ですか？」など多くの質問が出され、これに対し幸光正嗣議長や寺田英幸副議長が回答しました。
　最後には、児童生徒が一人ずつ演壇に登壇し感想を発表しました。

　意見交換に先立ち、先日お亡くなりになった新庄博志氏に哀悼の意を表し、参加者全員で黙とうをささげました。
　意見交換では、「だれもがどれも選べる社会に～ジェンダーギャップから考える～」をテーマに、「政治分野」「職場・職業」「地域・家庭」の3つの小テーマを設け、参加者が6グループに分かれて話し合い、その後、各グループの代表から、それぞれのテーマについての現状や課題に対する方策など、意見交換の成果について発表を行いました。

　最終日となったこの日は、各常任委員会で審査した議案、請願についての討論、採決を行い、すべての議案を可決し、請願は不採択となりました。
　その後、市長より追加提出のあった、待機児童の増加に伴う緊急対策経費と企業版ふるさと納税を活用した地方創生事業関連経費を計上した令和6年度一般会計補正予算の議案については、質疑、委員会での審査の後、討論、採決を行い全会一致で可決しました。
　このほか、意見書案は13件のうち4件を可決、会議案は1件が可決し、6月通常会議の全ての議事日程を終了しました。