市議会トピックス（令和6年10月）

　今回の視察では、現在、放映されている大津市にゆかりのある紫式部を題材にした大河ドラマ「光る君へ」にあわせ、本市で市内周遊等、観光振興につなげた取り組みが行われていることから、昨年の大河ドラマ「どうする家康」の舞台で、同様に当時、観光振興に取り組まれていた浜松市の担当者より放送終了後の観光施策等についてお伺いしました。

　この日は、大津市議会基本条例の検証について、座長から、会議での議論を踏まえた正副座長案が示され、当該案を政策検討会議の結論にすることとなりました。
　また、次の検証テーマである「大津市議会議員政治倫理条例」について、次回の会議に向けて各会派においてそれぞれ検証することとなりました。

　視察では、豊田市上下水道局の担当職員より、豊田市が実施された水道DXの取組として、「外国企業の技術を利用して、調査に時間・費用を要する山間部を中心に、優先的に漏水調査を実施するエリアを絞り込む【漏水エリア特定診断】」、「漏水調査を効率化するため、市全域を対象にJAXA認定ベンチャーと実証実験（現在は実用化）【漏水リスク評価】」の2点を中心に説明していただき、その内容や効果等について伺いました。

　この日は、「地域の活性化や課題の解決について、若者と市議会ができることは」をテーマに、議員25人と高校生18人が5グループに分かれ、「経済・産業」「観光・環境自然」「若者・子育て・福祉」について意見交換が行われました。
　高校生からは、若者ならではの気づきや思いをもとに率直な意見が出されるなど、活発な意見交換となりました。
　その後、意見交換会の参加者が議場に集まり、各グループの代表の生徒から、意見交換の成果について発表が行われました。

　本会議を開き、令和5年度の各会計の決算に係る議案について討論・採決を行いました。
　討論では9人の議員が登壇し、令和5年度に実施された各事業の実績に言及し、さまざまな視点から今後の市政に対する意見が出され、採決の結果、いずれの議案も認定しました。
　続いて、議会運営委員会より提出された市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部改正を行う会議案についても、全会一致で可決し、8月通常会議の全ての議事日程を終了しました。

　この日は、大津市議会基本条例の各条文の見直しについて、項目ごとに提案のあった内容とこれに対する各会派意見の確認が行われ、その後、検討を行いました。
　次回は、今回の会議の結果を踏まえた当会議の結論について正副座長（案）を示し、協議する予定です。