市議会トピックス（令和6年11月）

　11月25日（月曜）から12月23日（月曜）までの29日間を審議期間とする11月通常会議を開きました。
　この日は、市長から、HPVワクチン接種など予防接種のワクチン追加購入に係る経費などを計上した、令和6年度一般会計補正予算案のほか、生涯学習センター内にある科学館プラネタリウム観覧料の改定などに伴う条例の一部改正など計49議案が提出されました。

　今年度は、大規模な地震の発生により市内で甚大な被害が発生して議員が市庁舎に参集することが困難な状況を想定し、オンライン会議システムを活用した議員の安否確認や災害発生時の情報共有の訓練、また、議会災害対策会議のオンライン開催の訓練を行いました。
　訓練では、各議員が自宅等で安否確認についてのメッセージの受信や返信、周辺の被害状況に関する写真等のデータ共有など実践による訓練を行い、災害発生時の手順の確認を行いました。

　今回、龍谷大学と締結しているパートナーシップ協定に基づく取組の一環として、大津市議会議員が龍谷の森を視察しました。
　龍谷の森は、龍谷大学瀬田キャンパスに隣接する水平面積約38haの里山林で、本年3月18日、関西の私立大学で初めて環境省の自然共生サイトに認定されています。
　この日は、龍谷大学先端理工学部 横田岳人（よこた たけと）准教授による講義が行われた後、参加者全員が龍谷の森に立入り、現地視察を行いました。森の中でも横田准教授による説明が随所で行われ、生物多様性の維持や質の向上に対する取組等についての知見を深めることができました。

　この日は、「ワクチン全般の効用と必要性について」をテーマとして、大津市民病院 感染症科診療部長で小児科医長の辻 桂嗣先生による、テーマに関連した基調講演が行われた後、意見交換会を行いました。
　意見交換会では、6グループに分かれて話し合い、その成果について、各グループの代表者が発表を行い、参加者全体で情報共有を図りました。

　今回の視察は、「ヤングケアラー条例の制定について」をテーマとして実施しました。
　大和郡山市では、ケアラー支援条例が令和4年12月定例会に議員から提出後、委員会審査等を経て、令和5年2月に一部修正のうえ可決されていることから、条例制定の際の議会の動きや条例制定後の取り組みなどについて担当者にお伺いしました。