「データビジュアライズマッピング in Otsu」まち歩き&マッピングイベントを開催しました(平成29年9月24日)
アーバンデータチャレンジとは、自治体を始めとする各機関が保有するデータの公開・流通促進に向け、地域課題の解決を目的とした、イベント開催を伴う一般参加型コンテストで、大津市は平成27年から滋賀ブロックの地域拠点として活動しています。
今年はテーマを「大津駅前を盛り上げる!」とし大津市長が提案している、JR大津駅前の活性化を目指す「ジュネーブ構想&宿場町構想」をメインテーマに、平成29年8月26日(土曜)のキックオフ&アイデア提案イベントに引き続き、平成29年9月24日(日曜)に、まち歩き&マッピングイベントを開催しました!
イベント概要
日時・会場
平成29年9月24日(日曜) 10時から17時まで
しがぎんホール (大津市浜町1-38 滋賀銀行本店内)
内容
オープンデータや公共データを活かして、41年ぶりにリニューアルされた大津駅前周辺のエリアを中心に、大津市中心市街地がもっと魅力的なまちになるための課題と解決策を考えようと、8月26日に開催したアイデア提案イベントに続き、今回は、実際に大津駅前周辺をまち歩きしました。
午後からは、株式会社パスコ様のマッピングツール「Mappin’Drop」を使い、地図上に、まち歩きで得られた情報やオープンデータ、資料、分析データ等を使って、大津駅前活性化のアイデアのビジュアライズに挑戦していただきました。
参加者数
33名(まち歩きガイド、ファシリテーター、講演者、株式会社パスコ様含む)
まち歩きの様子
午前中は、前回イベントで考えていただいたアイデアをベースに、中央大通り(ジュネーブ構想)グループと宿場町グループの2グループに分かれてまち歩きを行いました。
それぞれのグループには、この地域に精通したお二人(株式会社まちづくり大津から、柴山氏、我孫子氏)に、ただ歩くだけでは発見できない、建築物や歴史などに関する貴重なお話し(情報)をたくさん聞くことができました。
8月26日のアイデア提案イベントで考えたアイデアを思い描きながら、午後からのマッピングに向けて、実際のまちの情報をインプットしました。
株式会社パスコ様講演 地図から見た大津市地域特性
RESAS等の統計データより得られる、人口や地域経済、観光に関するデータを様々な方法でビジュアライズした地図を用いて大津市の人口等の特性についてご講演いただきました。
マッピング作業に先立ち、データを地図上に可視化することで、情報の共有や新たな気づきを生むことができることをご説明いただきました。
マッピングの様子
午後からは、株式会社パスコ様のマッピングツール「Mappin’Drop」を活用して、まち歩きで得られた情報やオープンデータ等を使って、地図上にアイデアをビジュアライズしていただきました。
まち歩きで得た情報やオープンデータ、資料、分析データ等をもとに各自マッピングに挑戦。
8月26日のイベントで提案したアイデアに、まち歩きで得られた情報を組み合わせて、参加者それぞれに個性的で興味深い地図が出来上がりました。
文字や言葉で説明するだけでなく、地図を活用してアイデア等を表現することの面白みを感じていただくことができました。
出来上がった地図は、机に並べて発表を行い、参加者による投票も行いました。
デザインとしての地図
本イベントでは、参加者がマッピングツールを使って作成した“世界に1つだけの地図”をシールに印刷し、ステッカーやポストカード等の作品も作りました。これまでの「場所を知る地図」だけではない、地図とデータ(情報)を組み合わせることで様々な可能性の広がりを感じることができたマッピングイベントとなりました。
参考(イベントチラシ・関連リンク)
今後の、アーバンデータチャレンジ滋賀ブロック2017の取り組み
アーバンデータチャレンジへのコンテスト応募に向けて、マッピングで出来上がった地図(成果物)を活用し、Code for Shiga/Biwako様の協力を得ながら、応募作品として仕上げていく予定です。
この記事に関するお問い合わせ先
政策調整部 情報政策課
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電話番号:077-528-2713
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更新日:2020年01月23日