令和7年度平和啓発事業
大津市では、平和についてより理解を深めていただくため、様々な平和啓発事業を行っています。
平和祈念展を開催しました

入口の様子

展示室内の様子
戦後80年の節目となる今年は、歴史博物館にて平和祈念展を開催しました。
広島平和記念資料館から被爆資料の実物やパネル資料を展示し、子どもたちを含め多くの方にご来場いただきました。折り鶴コーナーではたくさんの折り鶴が集まりました。集まった折り鶴は、広島市へ届ける予定としております。また、DVDコーナーでは、特に子どもたちが座ってじっくりと見る様子がありました。普段なかなか見ることのない資料や映像にふれることで、平和について考えていただく機会となりました。

DVDコーナー(左)

たくさん折っていただきました
広島平和記念式典に出席しました
今年は戦後80年という節目を迎え、参加する人々の平和への想いを強く感じる式典でありました。広島市長の平和宣言は、世界中の為政者に向けて、「自国のことのみに専念する安全保障政策そのものが国と国との争いを生み出すものになってはいないでしょうか」等と世界の恒久平和を願う強い想いを述べられました。また、こども代表の平和への誓いは、一人一人が思いやりの心を持つことができれば、傷ついたり悲しむ人がいなくなると話していて、平和について理解を深められる内容でした。
その他今年度実施予定の平和啓発事業
平和祈念の黙とう(終戦の日) | 令和7年8月15日 |
---|---|
平和の鐘撞き | 令和7年8月15日 |
青山中学校の生徒さんに向けた平和祈念コンサート | 令和7年11月19日 |
平和関連サイト
世界連邦平和都市宣言に関する決議
戦争を防止し、地上に原水爆のおそれのない恒久平和を実現することは、今や全人類の悲願である。
大津市は日本国憲法を貫く平和精神に則り、世界連邦建設の趣旨に賛同し、全世界の人々と共に人類永遠の平和確立のため、努力することを宣言する。
昭和44年3月20日決議
「ふるさと都市大津」恒久平和都市宣言に関する決議
世界の恒久平和は、人類共通の願いである。
わたくしたちは、「ふるさと都市大津」の豊かな自然と古来からの香り高い文化にはぐくまれ、日々平和を享有している。
この平和を恒久のものとするため、世界唯一の核被爆国の国民として、全世界の人々に被爆の恐ろしさ、苦しみを訴え、その惨禍を二度と繰り返してはならない。
大津市は、世界平和を願い、積極的に国際交流をはかり、外国諸都市との友好関係を深めてきている。
わたくしたちはこの恒久平和の実現を願い、国是である非核三原則を堅持し、世界連邦平和都市宣言とともに核兵器廃絶をめざし、核戦争防止を強く訴え、ここに「ふるさと都市大津」恒久平和都市を宣言する。
昭和62年6月17日決議
更新日:2025年08月15日