熱中症予防情報について
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。 屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。(引用:厚生労働省ホームページより)
熱中症特別警戒情報等を活用した予防対策について
令和5年度の気候変動適応法(平成30年法律第50号)の改正より、「熱中症警戒情報」(熱中症警戒アラート)と、その一段上の暑熱警戒をお知らせする「熱中症特別警戒情報」(熱中症特別警戒アラート)が創設され、令和6年度より運用が開始されました。
熱中症警戒情報(熱中症警戒アラート)とは?
熱中症の危険性に対する「気づき」を促すものとして、府県予報区等内において、いずれかの暑さ指数情報提供地点における、翌日・当日の日最高暑さ指数(WBGT)が33(予測値)に達する場合には発表されます。(発表は前日の午後5時又は当日の午前5時)
滋賀県ですと、9つの暑さ指数情報提供地点があり、そのうち1地点でもWBGTが33以上になると予測されるときには、県全域に対して熱中症警戒アラートが発表されます。
熱中症警戒アラートが発表された地域においては、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康被害が生ずる恐れがあります。他人事と考えず、暑さから自分の身を守る行動(エアコン等による涼しい環境で過ごす、休憩・休息・水分補給・塩分補給を行うなど)を取りましょう。
熱中症特別警戒情報(熱中症特別警戒アラート)とは?
都道府県内において、すべての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合等に発表します。(発表は前日の14時)
滋賀県ですと、県内の9つ全ての暑さ指数情報提供地点について、WBGTが35以上になると予測されるときには、県全域に対して熱中症特別警戒アラートが発表されます。
広域的に過去に例のない危険な暑さ等となり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります!自分の身を守ることをもちろん、危険な暑さから自分の周りの人の命を守ってください!(特に高齢者や乳幼児等の熱中症にかかりやすい方が、安全な場所に避難できているか今一度ご確認ください!)
リンク:環境省熱中症予防情報サイト(熱中症特別警戒情報とは?)
暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは?
人体と外気の熱のやりとり(熱収支)に着目し、気温、湿度、日射量などから計算される熱中症予防の指数のことです。暑さ指数が上昇するに従い、熱中症が発生する危険性が高くなります。
熱中症警戒情報が発表される暑さ指数「33」、熱中症特別警戒情報が発表される暑さ指数「35」については、人の健康被害の危険性が高まる数値であり、最悪の場合は人命に関わる状況であることをご認識ください。
熱中症特別警戒情報等の把握方法
国においては、熱中症特別警戒情報等の発表や暑さ指数の状況を広く周知するため、メールやLINEによる情報配信サービスを実施されています。より確実かつ早期に情報を把握していただくため、環境省のメール配信サービス等をご利用ください。
「ちょっとひと休み」できる一時休憩所(クーリングシェルター)の開設について
大津市では、市内各地の公共施設にて、熱中症予防のための「ちょっとひと休み」できる一時休憩所を開設しております。
熱中症の予防について
熱中症の予防対策及び各種情報は、以下のリーフレットやサイトで確認していただけます。
更新日:2024年07月12日