大津市の自然災害伝承碑について

更新日:2022年09月01日

自然災害伝承碑とは、過去に発生した洪水、土砂災害などの自然災害に関する様々な事柄(災害の様相や被害の状況など)を記載した石碑やモニュメントです。被災場所に建てられていることが多く、当時の被災状況を知り、市民の皆様に過去の災害から防災についてあらためて考えていただくことで防災意識の向上につながるものと期待されます。

国土地理院では、地方公共団体からの申請に基づき、過去の自然災害に関する石碑やモニュメントなどを自然災害伝承碑として国土地理院地図や地形図等に掲載し、過去の自然災害の教訓を地域の方々に適切にお伝えするとともに、教訓を踏まえた防災行動による被害の軽減を目指す取組みを行っており、大津市では8基の伝承碑を申請・登録しています。

 関連リンク 国土地理院 自然災害伝承碑(近畿)

 

大津市の自然災害伝承碑について

大津市では現在、 以下の8基を自然災害伝承碑として登録しています。

伝承碑一覧
  碑名 所在地 災害名 伝承内容
1 明治二十九年洪水石標

下阪本四丁目9(酒井神社)

洪水 明治29(1896)年9月3日から12日の間に1008ミリの雨量を記録し県内で大きな被害をもたらしている、下阪本村では全700戸のすべてが浸水した。また、この洪水石碑にはこのときの水位とともに、万延元年、明冶元年、明冶18年の洪水の水位も記録されている。
2 山津波復興記念碑 山中町4 土砂災害 昭和10年(1935)6月28日からの豪雨により、翌29日に比叡連峰の一角から山津波が発生し、山中町の集落を飲み込んだ。その被害は流失全壊家屋16戸、半壊10戸、浸水47戸、重軽傷者48名と記録されている。
3 第2室戸台風被害の碑 平津二丁目9(戸隠神社) 台風 昭和36年(1961)9月16日、第2室戸台風により森の樹木とともに鳥居が倒壊、その鳥居の断片に碑文を刻み碑としたもの。
4 山崩供養塔 石山千町 土砂災害 「嘉永元戊申歳六月五日、当谷山崩出洪水、徳右ェ門家内男女6人溺死、故に之を建つ」と刻まれている。
5 水害想出の塔 千町四丁目 土砂災害 昭和28年(1953)年9月25日、千丈川・土石流入面積1町1反9畝、被害棟数4棟、降雨量は9月25日に199.5ミリを記録している。
6 明冶二十九年洪水石標 大萱三丁目8(善念寺裏) 洪水 明治29年(1896)9月3日から12日の間に1008ミリの雨量を記録し県内で大きな被害をもたらしている、
このときの琵琶湖大洪水時の水位を石垣に横線で刻んでいる。
7 明冶二十九年洪水石標 瀬田一丁目18(西光寺) 洪水 明治29年(1896)9月3日から12日の間に1008ミリの雨量を記録し県内で大きな被害をもたらしている、
このときの琵琶湖大洪水時の水位を横線で刻んでいる。
8 山崩諸霊之塔 葛川梅ノ木町 地震 寛文2年5月1日(1662年6月16日)、近畿地方北部で発生した地震により、葛川谷で町居崩れと呼ばれる大規模な土砂崩れが発生した。この土砂崩れにより、旧町居村、旧榎村の集落は土砂に埋没し、死者560人、倒壊・埋没家屋は50軒以上に及び、村落を壊滅させるほどの被害となった。

 

登録状況図

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